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うちのこ

2015年4月からワーキングマザーとして働くハハがお仕事や子育てやそれ以外をつづります

おとーちゃんをイクメンにしたい

先日、5か月のムスコを連れてNPO法人ファザーリング・ジャパンの安藤哲也さんの講演を聞いてきました。赤子連れでこういった場所に行くのは初めてだったのですが、興味があったので最前列のはしっこで陣取っていました。途中、ムスコがぐずる場面もあったのですが、「僕は全然気にしないからね、大丈夫ですよ」「(他のお客さんに向けて)赤ちゃんってのはね、ぐずるもんなんですよー」と安藤さんがフォローしてくださったので、最後まで聞けました。ありがたかったです。

 

元・楽天の方なんですね。もともとは仕事バリバリで帰りも遅く、毎朝、夫婦ゲンカがたえなかったようです(朝しか会えないと、妻は朝、ケンカをしかけます。身に覚えあり)。当時4歳のムスメさんはそれをしっかり聞いていたようで、保育園の送りの際に「パパ、きょうは早くかえってきて。ママとなかなおりして」と安藤さんのスーツのスソをひっぱって言ったんだそうです。それがきっかけで、働き方を変える決意をしたんだって。

 

このエピソードを聞いて、私は妻がいろいろ文句をいうより、子どもからのアプローチの方が夫には刺さるんだなぁ…と思いました。

 

我が家の「イクメン」問題 

我が家の夫は比較的、家事育児に協力的だと思います。

平日は朝ごはんの準備は彼の担当ですし、土日に至っては朝昼晩のごはんづくりもやってくれます。洗濯や洗い物、掃除も(時間があれば)ふつうにこなせます。スーパーの閉店間際の特売情報は彼の方がくわしいです。

 

我が家の分担は、2歳児のムスメの赤ちゃん返り・イヤイヤ期対応もあり、家事=夫、子どものこと=私という構図になっていました。家事は子ども対応に比べ、協力しやすいタスクだと個人的には思います。子どもの相手をする必要がなければ、中断されることなく自分のペースでやれますから。うちはうまく回っていると思っていたのですが、ここ最近「ん~ちょっとどうかな」と感じることが出てきました。

 

2歳児のムスメが、ママべったりになってしまったのです。それも、かなりの。

 

夜、ふとんで寝ているムスメの横に夫がそーっと入ったとたん、がばっと起き上がって「ママー」と泣きながら私の横に来たり、朝、出勤前にちょっとでもスキンシップをしたい夫に「おとーちゃんやだ!」と冷たい一言を言い放ったり。「へこむんだよ~…」と言っていましたが、本当にへこんでました。代わりに、夫は愛想がいい盛りの5か月のムスコにかまうように。ただでさえ少ないムスメとのふれあいの時間が、ますます減ってしまっていました。

 

私は夫に、もっと2歳児と関わってほしかった。

 

赤ちゃん返りだしイヤイヤ期で相当めんどくさいけど、言葉もどんどん出るようになってお話も楽しいし、遊び方もごっこ遊びやブロックで大きいものもつくれるようになってどんどん進化している。1か月経つと全然違います。はっきり言って、この時期を見逃すのはもったいない。

何よりも、ママ!ママ!と四六時中呼ばれ、私の心が休まる時間がなくてキツかったというのはあります。好かれるのはありがたいんですが、好かれすぎて疲れる。

そこで、安藤さんの講座で学んだ「子どもからのアプローチがめっちゃ効く」、我が家でもさっそく試してみることにしました。

 なんてことはない。ムスメに夫と遊ぶの楽しいぞ!って思ってもらえるよう、仕向けるのです。どこか外へ連れ出すのではなく、家の中で出来ることで。

 

おとーちゃん、楽しいキャンペーン始めました

休日の今日。夕飯後ムスコに授乳していたとき、ジェラシーを感じたムスメがグズグズ言いながら私の膝によじ登ってきました。普段だったらわたし一人で「もー」とかいいながら相手するのですが、夫に「なんかおとーちゃんじゃないとダメな遊びで誘ってみてよー」とSOS。

 

すると「●●ちゃん、おとーちゃんが飛行機してあげようか?それか、お馬さん」 と夫がムスメに声をかけてくれました。いつもなら「やだー」とすげなく断るのですが、今日のムスメは「うんっ」と夫の方へ。

 

やっぱりこういう体力モノは、男性の方が上手!ムスメ、ケラケラと笑いながら夫の飛行機ブーンを楽しんだり、何回もお馬さんに乗ったり落ちたりしていました。高い高いも、私がやるより相当高い!

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 さっきまでのグズグズはどこへ行ったんだ?!

 

その流れで「おとーちゃんとお風呂入ってみる?」と夫。

いつもなら「ママとはいるのっ」と来るのですが、なんと「うんっ♡」とすんなりお風呂に向かってくれたではありませんか…!最近お風呂に入らない病で苦労していたのがウソのようです。思わず夫と目くばせ。やったー!

夫も久しぶりにお風呂でムスメと遊び、私もお腹が満たされてニコニコの0歳児と遊びながら自分のペースで洗い物が出来て、お互いwin-winの時間となりました。

 

うちの「イクメン」はどんなのがいいのかな

安藤さんの講演のレジュメにあったイクメンの定義、これをみた夫は「どんだけ聖人なんだよ!」と突っ込んでいましたが、まぁ確かにわからないでも、ない。

 

1.イクメンとは、「育児を楽しめるカッコいい男」のことである。

2.イクメンは、子どもに主体的にかかわり、育て、広く多様な世界へ誘い出す。

3.イクメンは、妻への愛と心づかいを忘れない。

4.イクメンは、地域・社会の在り方にも意識が高い(ファザーリング・ジャパン独自の定義)

(出典:イクメンクラブ|育児するいい男を、イクメンと呼ぼう!&講演資料)

 

イクメン」となっているところを「母」に置き換えたら、たしかに聖人レベルかもしれん…。ここまでは無理でも、でも今日のような、夫とムスメが楽しそうにしている光景を、私はもっと見たい。

 

そうなると、純粋に触れあう時間を増やしたいという結論に。週1でお迎え行ってもらえるのが理想ですが、遠距離通勤の我々は、18時ピックアップに間に合うには定時前に退社しないと間に合わないのが現実です。だから、まずは現実的な「週1は定時ダッシュで20時にはただいまと言う」これを我が家の第一目標にしたいなーと考えています。

 

まだまだ私の頭の中の妄想です。夫へのプレゼンはこれから。この切り出し方が難しいんだよなぁ。つい、詰めがちなのでもっとさらりと言いたいのですが、うまくできません。しょんぼり。4月に育休復帰をひかえ、どうやれば家族が楽しく暮らせるのか、試行錯誤をしていきたいと思います。

 

ちなみに、安藤さんの講演でもっともだと思ったのは「彼がイクメンかどうかを見分ける方法」。 主に女子大生向けの講座だったので、20代前半の彼女たちに向けた言葉です。

 

1.彼の前で、子どもについての話題を振ってみる。

2.彼の実家で、彼のお父さんがどういうふるまいをしているかを観察する。

 

お父さんがどてっと座っている一方で、お母さんだけが食事の用意をしていたり、お盆を運んできたり、世話を焼いているようなら要注意。そのお父さんの姿は30年後の彼。そのお母さんの姿は、30年後のあなたです、という内容だったのですが、これ、本当にその通りです。あなたの彼もぜひチェックしてみてください!

「好き」、ちゃんとあった

今日は自分の「好き」について、語ってきました。 

NPO法人「育自の魔法」

友人がファシリテーターをやっていて、声をかけてくれたのです。

2時間×3回の、自分を見つめる時間。

今日はその2回目。「自分の好きを語る」でした。

 

私、何が好きなんだっけ

実は子どもが生まれてから、自分の「好き」のアンテナ感度がどんどん鈍ってしまい、自分は何が好きなのか、よくわからなくなっていました。

日々の生活をまわしていくのに必死すぎて、そこまで気がまわらなくて。

だから、会社で同僚が●●が好き!とはっきり言えるのがうらやましくて、自分にはそういうのがない、って落ち込んだこともあります。

子どものことしか話題がないヒトになりたくない!母になっても自分は自分!って思っていたけど、蓋を開けてみればとんでもない。Facebookにアップしたくなるのは子どものことで(自分でもびっくりしたけど)、気になるのは育児関連のニュースで。

 

働くようになって個人の時間を持てているのに、どうしたって育児仕様になっている自分を受け入れるのに精いっぱいだったワーキングマザー1年目でした。

 

そういう中で2人目の子どもを授かり、育休に。

これを機に、自分自身の「好き」や「やりたいこと」にもっと向き合おう、と思っています。子どもがいても、そういう芽は絶対に自分の中にあるって、あきらめたくなかったというか。子どもが生まれた自分と、これまでの自分を融合させていきたい、というか。

 

「好き」を話すとなんだかワクワクする

まずはアイスブレイクで簡単なワーク。

 

好きな味。

好きなにおい。

好きな風景。

好きな●●…。(これから受けるひとのために、ないしょ)

1つのテーマにそって、45秒でそれぞれの好き!をがーっと言い合います。

 

初対面のひとなのに、好き!を話していくとなぜかみんな生き生きしだして、その顔を見て話を聞いているだけで、なんだかテンションがあがってくる。

これ、研修とかでも良さそう。一気に相手との距離が縮まります。

 

そこから、自分の用意してきた「好き」を手元に用意して、6分間語っていくのだけど、その6分間がまた良くて。「好き」を語るひとの顔つきはなんて楽しそうなんだろう。

 

ちなみに、私が今回用意した「好き」は 

  • うつわ
  • マニキュア
  • 手ぬぐい
  • 書くこと

 でした。

どれも急に好きになったことではなくて、もともと好きだったもの。

ない!ない!とあんなに探していた「好き」は意外なほど近くにありすぎて、見えていなかった。あるいは、好きなんだけどこんな程度で「好き」って言っちゃっていいのかな…みたいな遠慮もあったのだと思います。でも誰に遠慮していたんだろう…。対外的に聞こえのよい、立派な「好き」じゃなくても、自分が「好き」ならいいのにね。

 

お互いの好き、を聞いた後でまわりのひとが感想をいっていくのですが、とても心があたたまる時間でした。陶器市はとても楽しいよ、と教えてもらったり(絶対に行くぞ!)、好きな風景に似た地元の景色を教えてもらったり。

好きって、発信していくと2倍3倍になって返ってくるのかもしれません。

 

というわけで「好き」を2倍します

今回のワークには宿題があります。

次の3回目までに「好き」を2倍してくること。

子どもが保育園に行っているランチ時だけでも大好きなうつわでカフェランチみたいにしたり、ネイルを楽しんだり、手ぬぐいを携帯したり(これはいつも)、たくさん文章書いたりしたいと思います。

3回目は「自分の未来を語る」。はてさて、どんな風になるんでしょうか。

今から楽しみです。

夫に子どもを託して映画館にいってみた

先日、君の名は。シン・ゴジラを1日で立て続けに観るという人生初の体験をしてきました。

 

ちなみに1人で。

 

もうすぐ4ヶ月になる完母のムスコと、結膜炎で保育園に行けない2歳のムスメの面倒は、有休を取って夫が引き受けてくれました。

 

朝イチで君の名は。を観て

40分の休憩の間に夫と子ども達と待ち合わせして授乳&オムツ替え&お昼ゴハンをすませ

あとはよろしく!と公園に向かう彼らを見送り

続けてシン・ゴジラ

そして合流&帰宅。

 

ちなみにこのプランを計画してお膳立てしてくれたのは夫。本当に感謝してもしきれない。

 

ママズクラブシアターの日程もあわなくて、どうしてもシン・ゴジラ観たいんだよねーでも無理かなーとか言ってたら「有休とるからいっておいでよ!シン・ゴジラ観るなら、どうせなら君の名は。も観るべきだ」とゴリ押ししてくれました。

 

彼がおさえてくれた席はかなり良い席で、すごい濃い時間を過ごすことができました。

 

その数日後に大好きで尊敬している先輩後輩とランチしたのですが、この二つの映画についてのマシンガントーク、これまでで一番楽しかった。

 

ふたりの意見を面白いなー、そういう見方があるのか!と聞いてるのがほとんどだったけど、

なんというか、

やっぱりそーゆーのって

観てないとわかんないじゃないですか。

 

育児してると旬なコンテンツの焦点が世代とどんどんずれていく(アンパンマンとか、おかあさんといっしょとかにはやたら詳しくなる)ので、

 

ただただ、

この旬な時期に(ほんとーに旬かというとそうではないというツッコミはおいといて)

旬なモノを観てその感想を共有できる幸せをかみしめてました。

 

子ども視点じゃなく自分視点で

みたいもの、ききたいもの、やりたいことをやるとこんなにも楽しいんだな。

 

夫よありがとう。次は何をしようかな。

寝る前の儀式

2歳半のムスメ。

彼女が夜寝る前には、たくさんの儀式があります。

たとえば、

電気を消して、ふとんに入って少しして

「…おちゃちゃ!」

ふたりで台所にいって、コップに麦茶(最近はそば茶)を半分より少しだけいれて渡すと、ぐびぐびと飲んでコップを返してまたふとんに潜るのです。

 

最近は、コップを渡すとそれを持ってベランダの窓ぎわに立ち、外をながめながらちょっとずつ飲むのが彼女のお気に入りです。

 

まっ暗闇の中、彼女とならんで外を見つつ

「くらいねー」

「夜だからねー」

とおしゃべりしながらお茶をちびちび飲んでいると、なんだかとても素敵なところにいるような気がして、面倒だけどまぁ悪くないかな、と思いながら

「はいっ」と飲みほされたグラスを受けとって机に置き、ふとんに向かう彼女の後を追うのでした。

 

今夜もよい夢がみられますように。

また明日もいっぱいあそぼうね。

 

 

 

 

 

産後ヘルパーさんを頼んだら予想以上によかった

産後1か月半から産後3か月目まで週1回、産後ヘルパーさんを頼んでいました。

これが思いのほか良かった!

病気ではないし、そんなの頼むの贅沢…?とか思ってたけど、物理的に助かるというのはもちろん、第三者の存在が育児にかかわるっていうのが自分にとっても息抜きになるのが目からウロコでした。

 

そもそも、私は自分の住んでいる自治体がそういったサービスをやっていると知りませんでした(上の子の時はなかった)。産休中、たまたま知り合った産後ドゥーラの方から教えてもらったのですが、正直、妊娠中はそこまで気が回らなかったのも事実です。産休に入って産後シミュレーションして初めて「やばいかもしれない」と気付いたので、役所に出生届出したらその場でチラシくれる(それを握りしめておけば申し込みフローが全部わかるようなやつ)とかあればもっと広まりそうだなと思いました。

 

※産後ドゥーラについては、こちらのリンクを参照ください。値段は少しかかりますが、行政サービスよりも柔軟かつ期間の定めがないのが魅力。妊産婦さんによりそうプロフェッショナルです。

www.doulajapan.com

 

コストはどれくらい?

私の住んでいるところでは1時間550円。利用時間は1回あたり2時間以上、4時間以内です。出産予定日3か月前から、産後3か月まで最大24時間頼めました。(1回2時間なら、12回来てもらえるということですね)このぐらいの価格ならトライしやすいです。

 

何をやってくれるの?

私は1回2時間で、夕飯準備・洗濯ものの取り入れとたたみ・入浴の介助をお願いしていました。

 

具体的には、到着後に夕飯メニューの打ち合わせを軽くして、夕飯の準備を始めてもらっている間に上の子を保育園に迎えにいき(この時下の子は一緒に連れていく)、帰宅後、私はすぐ上の子とお風呂へ。

ヘルパーさんは下の子の面倒をみつつ夕食づくりの続き。

自分と上の子を洗ったらヘルパーさんに下の子をお風呂場まで連れてきてもらい、洗ったらまた連れていってもらって洋服を着せてもらいます。

私は上の子と一緒に出て、お風呂あがりのケアをしてお話しつつ、ヘルパーさんに洗濯ものをたたんでもらってタイムアップ!料金をお支払いして終了という流れでした。

 

その他にも、授乳やおむつの交換、洗濯干し、掃除なども頼めるようです。

ただ、赤ちゃんの面倒を見てもらってその間に自分は外出する、というのは出来ないと言われました。何をお願いできるかは自治体によって違うので、頼む前にHPなどで確認した方がよいです。

 

頼む前にちょっとだけ考えた

ただ漠然と「ツライから手伝って!」だとお互いストレスがたまりそうだったので、頼む前に、このようなことを少しだけ考えました。

  • 自分は何を手伝ってほしいのか
  • 何がツライと感じるのか
  • いちばんしんどい時間帯はどこか
  • 自分でできそうなことは何か

  私はとにかく、上の子と下の子、2人が泣いた時に自分ひとりで対応しなきゃいけない場面が恐怖でした。産後1か月間、義理実家にお世話になっていた時から感じていたことです。 

kekotinn.hatenablog.com

 朝食&朝の登園準備、夕飯&入浴、寝かしつけ。

上の子は赤ちゃん返りかつ魔の2歳児でママにかまってほしくて泣くし、下の子もおっぱい!おむつ!と泣くし。お義父さんやお義母さんがいたら、どちらかを任せて自分は片方ずつ対応できますが、自分ひとりになった時にイライラして上の子に当たりそうで自信がありませんでした。きょうだいが出来たらとにかく上の子優先で!というのは色んなところから耳にしましたし、私自身、上の子を大事に思ってるよ、って伝えたいのにそれがカンタンに出来なくなって鬼ババに変身してしまう自分がいたのです。

 

夫だけなんもしない、というのはイヤだったので、まずは自分たち夫婦で無理なく分担できる範囲を話し合ったところ、朝食の準備は夫がやってくれることになりました。

保育園の送迎も不安でしたが、これは車で行けばなんとかなりそう。掃除はルンバを投入。洗濯はぼちぼちできそう(本当は洗濯乾燥機を投入したい)。日中、赤ちゃんとふたりという状況は特に問題なさそう。寝かしつけは自分でやるしかないので、腹をくくりました。

 

私はごはんの支度、特に夕飯の献立を考えるのが苦手(メニューを迷っている間に時間がたって疲れちゃう)なのと、お風呂の時間が上の子とのコミュニケーションの時間だったので、夕方の時間帯にお願いすることに決めました。 

 

事務局に頼む

産後1か月間は夫の実家にいたので、その間に事務局に電話して頼みました。

聞かれたことはこんな感じです。 

  • 電話番号・住所・名前・家族構成・駐車スペースの有無
  • 出産日・出生体重・妊娠出産後の体調
  • 頼んだ理由
  • 知ったきっかけ
  • 頼みたい内容 

まずは2日間だけ、どうしてもお願いしたい日程を伝えました。

同じひとに来てほしかったのですが、スケジュールが合うひとがなかなか見つからなかったようで、日にちをずらせませんか?など事務局から何回か電話がかかってきたりしました。 

産後1か月目の一番しんどい時で、産後の体調はいかがですか?と聞かれて、元気だったら頼まないよ…とちょっとイラっとしてしまうぐらい、疲れていた、私。

 

ヘルパーさんが決まった!

事務局とのやり取りがすんだ後、ヘルパーさんご本人から直接電話をいただきました。

ヘルパーさんが来るまでに子供を保育園に迎えに行かねば!と思ってたけど、ヘルパーさんに来てもらってからお迎えに行った方が効率が良いかも、とアドバイスをいただき開始時間を前倒しすることに。思ったよりも柔軟に対応していただけるのだな、というのが最初の感想です。

やってみて、うまく行かなければ調整していくぐらいのスタンスでいいんだ、と気持ちがラクになりました。 

 

ちなみに、産後サポートの場合、私の自治体では事前の打ち合わせはありません。

当日の依頼時間の冒頭で、何をしてほしいか、どこに何があるかを説明します。

ファミリーサポートの場合は、実働の前に1回打ち合わせの時間が設けられており、事務局&ヘルパーさん&自分の3名で行います。産後サポートでも、事前に顔合わせを兼ねて、打ち合わせの時間をしっかりとれるといいなと思いました。

 

どきどきの当日

その日は、はりきって掃除や片付けなんかしちゃって(別にやらなくてもよかった)、16時を迎えました。

こんにちはー、と来てくれたのは40代の優しそうなおかあさん。なんだかほっとしました。

 

冒頭で、やってほしいことを改めてお伝えし、夕飯のメニューを決めた後で調味料の場所・鍋などの場所を説明します。

メインの食材(肉や魚とか)は出しておくけど、副菜は冷蔵庫や野菜室をみてもらってあるものでつくってもらいました。食材はあらかじめ買って準備しておく必要があります。生協や夫に買ってきてもらったりなどで対応しておくのがよさそうです。

他人の台所でいきなり料理をするなんて、かなりハードルが高いと思うのですが、それをなんなくこなすヘルパーさん、すごすぎる! f:id:kekotinn25:20160916151004j:image

ちなみに、初回はメニューを丸投げしてみたところちょっと大変そうだったので(当たり前だ)2回目からはメインだけ決めておいて、副菜は提案してもらうスタイルにしました。味付けは前回どうでしたか?と毎回聞いてもらったので、正直に好みを伝えてすり合わせていきました。同じ方に継続して来てもらったことで、お互いに慣れてスムーズになっていきました。

 

冷蔵庫を見られるのがイヤ、とか食器の洗い方、洗濯物の畳み方などにコダワリがある場合はちょっと大変かも知れません。そのあたりのコダワリは必要最小限に絞って、でも譲れないところは遠慮せず伝えるとお互いにストレスがなくまわせるのではないでしょうか。

我が家ではヘルパーさんのタオルのたたみ方が省スペースで気に入ったので、今では自分たちもそのように畳んでいます。

 

初回はこちらも気が立っていて、下の子が泣いているのにお料理を続けている様子にあれ?抱っこしちゃダメと思ってるのかな〜と勘違いして「抱っこしていただいても大丈夫ですよ〜」とか言ってしまったけど(ちょうど手が離せないタイミングなだけだった)、その後は相手を信頼してお任せする!と決めたら楽になりました。お昼ごはんを食べ終わって、流しにそのままにしていた食器を洗っていただいたことも何度かあります…。

 

我が家はこういったスタイルでしたが、ひとによって依頼の仕方はさまざまだそう。
あったかい料理を家族に出したいから下ごしらえだけとか、メニューは全て決まっていて調理だけとか、ヨシケイなどの食材セットが用意されていてそれをつくるだけとか。その人のやりやすいスタイルでいいんですよー、とおっしゃっていたのが印象に残ってます。

 

他人を自分の家にあげると気疲れしない?

私の場合、ふたりきりの一緒の空間にいるのが冒頭の20分だけで(赤ちゃんは一緒だけど)、それ以外は子どもたちとお風呂に入っていたり、上の子も一緒にいたりしてそんなに「無言…なんか…しゃべらなきゃ!」みたいなことはありませんでした。無言の時もあるけれど、お互いやることやってる状態だったし。

 

たまたまだけど、 保育士出身の方で子どもの相手も上手で、地域のおかあさん的な雰囲気で話しやすかったのもあります。ご近所さんだったので、地元のいい歯医者さんとヘタな歯医者さんを教えてもらったりしました。子育てをしていく上で、先輩ママのお医者さん情報はかなり貴重です!

 

上の子も思いのほかすぐに慣れてくれました。毎回「今日●●さん来るよ~」と伝えていたので、そのうち保育園の帰りに「今日●●さんくる?」と言ったり、お気に入りのおもちゃを見せにいったりしていました。

 

私がラクをしたら、みんな楽しそうだった 

家族以外が子育てにかかわってくれるって、思ったよりも気分転換になるのが最大の発見でした。

身内だけのルーティンの中に、新鮮な空気が入って家族みんながワクワクしてたように思います。

夫も最初は「預金通帳とハンコ隠しておかなきゃ…」とか言ってたけど、やってみたら新鮮なメニューに目を輝かせていたし、産後手伝いに来てくれていた実家の母も確実なお休みの日ができて喜んでいました。

ヘルパーさんも「1週間会わない間におっきくなったねー!」とか「すごいおしゃべりしてくれるようになったね!」と一緒に成長を喜んでくれて、なんだか嬉しくなりました。

 

何よりも、ヘルパーさんに見てもらっている間、上の子と2人でゆっくりお風呂に入って歌をうたったり遊んだり出来たのはありがたかったです。とはいえ上の子の赤ちゃん返りは波があるし、理不尽な泣きにイライラすることもあるのですが、この1カ月半で自宅での子ども2人との生活に少し腹がすわったように思います。

 

まわりに少しずつ自分たち家族の存在を知ってくれているひとたちが増えるのは、結構うれしいことなんだなと気付いた産後2カ月目でした。

ふたり目の産後はひとに頼りまくっている:準備編&産後1か月編

第二子の出産にあたり、決めていたことがひとつだけあります。それは、

「産後はひとに頼りまくる!ひとりで頑張らない!」ということ。

そのポリシーのもと、今回は夫・夫両親・私の母・産後ヘルパーさんといろんな人の手を借りて乗り切っています。第一子の時にくらべて元気に生活できているように思います。(9時には子どもと一緒に寝落ちする生活ですが…)そんな誰かに頼るためのプロセスについて書いてみました。

※産後ヘルパーさんについては別記事でまとめます

 

産後のシミュレーションをしてみた

出産予定日が近づくにつれ、生まれた後のことをぼんやりと考えることが増えました。もし産後を私たち家族だけで乗り切るとしたら?

が、考えれば考えるほど不安でいっぱいに。

 

産後の入院中はどうする?夫とムスメ二人きり?朝の送りは?

夫は毎日7時には家を出ていたのですが、保育園はどんなに早くても8時スタート。8時に預けてから出社すると遅刻確定になってしまいます。

お迎えも同様で、18時までしか預かってくれないので、それに間に合うように退社すると早退しないと間に合わない。

5日間、ヘタすりゃ産後1ヶ月まるまる遅刻&早退。夫に伝えたところ「それはちょっと…」という反応。だよねぇ。

お風呂や寝かしつけについては夫は経験済みだったので、その点は心配無かったのですが。

 

自分の産後の肥立ちについても不安

というのも、一人目の時は産後1年間くらいずっと疲れやすく、ムスメとともに寝たり起きたりの日々。友達と話していてもすぐにぼーっとしてしまい、心配した母に血液検査をすすめられる有様でした。(甲状腺の疾患を心配されてました。なんともなかったけど、母乳がめっちゃ出る体質だったのが関係してたのかもしれない)

そんなんで今回の産後乗り切れるんだろうか?いや無理だ。だって我が家には元気いっぱい2歳児がいるんだよ!

 

一番心配なのは上の子のこと

妊娠中からすでに赤ちゃん返りの兆候が見られていたムスメ。

背中をトントンとたたけば眠ってくれるようになっていたのに、「抱っこー抱っこー」と泣きながら抱っこ紐を持ってきて、これで抱っこしないと寝ない!というときもありましたし、食事の時もイスに座って自分で食べられるようになっていたのに「ママのおひざがいい」とあぐらの中にすっぽりとおさまって食べさせてもらうという状態もしばしばでした。

イヤイヤ期も始まってるし、そんなムスメと夫が5日間2人きりで過ごすなんて、どう考えても破たんすると容易に想像ができました。産後はいわずもがな。

やっぱり誰かに頼るしかない。私たち家族だけで産後を乗り切るなんてまず無理だ。

私の母に家に来てもらうことも考えましたが、義母のすすめもあり、人手がたくさんある方がよさそうだったので入院中&産後1か月は夫の実家(車で20分)に家族まるごとお世話になることを決めました。 

「ウチに来たら?1ヶ月くらいならなんとかなるから」と言ってくれた義母には感謝しています。

 

我が家の家事ってなんだろう

まずはふせんにひとつひとつの家事を書き、時系列に洗い出していきました。

朝起きてから夜寝るまでにしていることすべてを書いていきます。子どものこと(例:はみがき、着替え、保育園ノートを書く)と、家全体のこと(朝食準備、洗濯など)と2軸で書き出していきました。

買い物・洗濯・掃除・食事づくりなどについては夫と分担してやってきていたので大丈夫そう。

が、ここで気づいたのは、保育園がらみのこと(荷物の準備や園とのやり取り、保育園ノートを書くなど)は全部私がやってきていて、夫は何も知らないという事実。

まずい!

入院中、家事は誰かに頼めるけれど、子どものことは夫に責任を持って見て欲しかったのにこれではいかん!

 

あとは体調が悪くなった時に病院へ連れて行ったり、薬をもらったりということも母親が全て対応しているケースもあると思います。1回でもよいので、お父さんだけで子どもを病院に連れて行くという経験ができるとイザというときにあわてません。

いくたびに薬局で体重を聞かれるとか、私は母親になるまで知りませんでした。

 

ムスメノートを作ったよ

全て口頭で伝えても絶対に抜けるし、ひょっとしたら夫の両親や私の母にも頼むかもしれないと思って無印のクリアファイルに紙を入れてつくりました。文字大き目の手書きです。

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内容はこんな感じ。

 

  • 園バッグの中身
  • 送りの時にやること(タオルをどこにかけるとか)
  • 一日の生活リズム
  • 体調が悪くなったときの対応(平熱と、保育園からの連絡がくる体温も)
  • おくすり手帳&母子手帳
  • かかりつけ医の診察券一式
  • 産後手続き

 

保育園バッグの準備は事前にノートを見ながら夫にやってもらって、実際にやれるかどうか確かめたりしました。

 結局、夫の両親がこのノートを見て何かするということはなかったと思います。保育園の送りの時にやることは先生にその場で聞けば教えてくれましたし、口頭で伝えた方が理解しやすいタイプだったためです。でも夫に万が一ということも考えられるし、カタチにしておけば、それを見れば誰かしら対応できるのでいいのでオススメです。

 

特に生活リズムについては各家庭の方針が一番でるので、ここは明文化して絶対に守ってほしいところ、よしなにやっても大丈夫なところを夫と共有しておくのが大事だなと思いました。

 

一番役立ったのは産後手続きのところ

役所にこのノートを持って行ったところ窓口の職員の方がほめてくださったらしいです。実際に何をいつやっていいかわからないですよね、こうやってまとめてあるといいですねとのこと。手続きできる期間が決まっているものもあるので事前に調べておくのは大事。我が家の場合はこの4つでした。

 

  1. 出生届を出す
  2. 児童手当の申請
  3. ムスコの健康保険の加入
  4. 乳幼児医療証の申請

 

 その時に必要な書類や持ち物についても書いておいたので夫も迷うことがなかったみたいです。

 

入院中&産後1か月の家事分担

夫の実家に家族4人で転がり込んだ私たち。

我が家の場合はこのように分担していました。

 

  • 朝食準備→お義母さん
  • 洗濯&たたみ→お義父さん
  • ごはん食べさせる&保育園準備&お仕度→夫(産後は私)
  • 保育園の送り迎え→お義父さん(車で30分)
  • 昼食準備→お義母さん
  • 夕飯準備→お義母さんorお義父さん
  • 上の子の相手→家族総出(産後は主に私)
  • 上の子のお風呂→夫・お義父さん・義妹(近くに住んでる)・私の誰か。産後2週間後からは私
  • 寝かしつけ→夫or私
  • 赤ちゃんのお世話(授乳・沐浴・寝かしつけなど)→私

 

ざっくりいうと子どものことは私と夫。家事については全て祖父母にお願いしていました。

我が家は上の子を保育園に預けているので、日中のフォローはすべて保育園の先生がしてくださいました。これについては本当に感謝のひとことしかありません。

ムスメの様子について、自分以外にも一緒に考えて見守ってくれる大人たちがいること、信頼して任せられるということがどれだけ助かったか。キャパシティが小さい私が0歳と2歳を育てられるのは保育園の先生方のおかげです!

 

入院中、私に代わってムスメの面倒を一手に引き受けてくれた夫。

初日こそ寝かしつけの時にママ〜!と泣いていたようですが、 二日目からは慣れて夫にべったりだった様子。

夫は「二人の距離が縮まった気がする」といって嬉しそうでした。ママいないけど頑張ろうぜ!的な戦友のようなもんでしょうか。

 

夫じゃなきゃできないこと

これだけのひとに助けてもらったおかげで、日中は赤ちゃんのお世話以外は寝てすごし、じっくりと静養することができました。そのため、夕方ムスメが帰ってきてからは笑顔で相手をできることが多かったです。(とはいえ、やっぱり普通の状態ではないから怒鳴ってしまうことも…赤ちゃん返り&イヤイヤ期の2歳児は理不尽です…)

 

両親も元気ですが60代後半ですので、数年後だったらここまで頼ることは正直難しいでしょう。夫が産休&育休取れればだいぶ違うと思いますが、なかなかそうもいかないのが現状です。なので、産休&育休を検討されているダンナさんがいれば全力で応援したい!産後ってこんなにもやることがあるんです。でも、多くの人で分担すればひとりひとりの負担は少なくなるし、便利家電(ルンバ・乾燥機つき洗濯機・食洗器)を導入すればもっとタスクは減らせると思います。

 

ただ、ひとつだけ。ここだけは夫に助けてもらいたいということがあります。

それは、寝かしつけです。

かたや甘えたい盛りの2歳児。かたや時間に関係なくオッパイ!となく新生児。

両方いっぺんに泣かれるとつらいつらい。

産後まもない頃は、ひとりだと正直厳しすぎました。

寝る時間なので、このタスクたけは他の家族にも頼みづらいし、外部のサポートも頼めないんです。

 

夫と一緒なら、

オッパイあげてもすぐに寝ない新生児を夫に抱っこしてもらってる間に、さみしくてグズグズの2歳児をトントンして寝かしつけということもできます。逆もまたしかり。

 

夫が寝かしつけのために飲み会を一次会で切り上げて帰ってきてくれた時は「家族になったな…!」と感動しました。

 

我が家の場合はこんな感じでしたが、ひとによってサポートしてほしい部分は違うと思うので、出産が近づいてきたカップルは一度ゆっくり話してみるのをオススメします。

 

 

 

第二子が生まれました

6月7日の午前4時16分に、第二子が誕生しました。

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男の子です。

分娩時間は約4時間半、出生体重3008g。経産婦なのもあって安産で産後も比較的元気です。写真は2週間後の姿なので、生まれた時よりはもう少し大きくなっているはず。

4月後半から産休を取っていて、あれも書きたいこれも書きたいと思いつつ上の子と2人で過ごせる最後の時間を満喫してたら、ここまできてしまいました。

 きっとこれからもっともっと書きたいエピソードが出てくるので、とりあえず忘れる前に生まれた時のことを書き残しておきます。

 

なんで無痛じゃないの?

前回も今回も、私は普通分娩でした。

産む場所は、助産師さんが主体となりお産を進めるところにしました。お医者さんは常駐しており、いざとなれば帝王切開も対応可能ですが、特に問題なければ最後の会陰縫合の時しか介入しません。(縫合する必要がなければそれすらもしない)

分娩台にあがらなくてもいいフリースタイル分娩で、陣痛から分娩まで1つの部屋で完結できるLDRがあることもポイントでした。

 

無痛分娩を選ぶひとがまわりでは多くなっていて「なんで無痛じゃないの?」と聞かれることも。その時はうまく言葉に出来なかったのですが、私は自分の持つ本能の力、産む力を試してみたかったのかもしれません。少年マンガでよくあるような、主人公が力を試したくて冒険に出るような感じです。

普段はアタマで考えがちのところがあるのですが、考えるより感じる、身体の声を聞いて調子を整えるのも新鮮な体験でした。

もちろん、何が起きるかわからないのがお産。いざとなれば帝王切開でも全くかまいませんでした。赤ちゃんを無事にこの世に送り出すことさえできればいいやーって。

ひとりめの出産自体にそんなにネガティヴなイメージがなかったのでまた普通分娩をえらびましたが、すんごい大変だったら無痛を検討したかもしれないなあ。

 

始まりは 6月6日のことだった

この日は午前中に検診があり「今週前半に生まれてもおかしくないから、荷物の準備だけしといてくださいね」と言われて帰ってきました。

今夜かもしれないですね!と助産師さんと軽口をたたいていたのが、まさか本当になるとは…。

15時ごろから前駆陣痛はあるものの、まだまだ不規則。しかし15時半ごろにおしるしがあり、こりゃー今夜か明日かなと覚悟しました。(上の子の時にそうだったため。人によってはおしるし後すぐにお産にならない場合もあります)

 

そうかも…違うかも…と思いつつ夕方にムスメの保育園へ歩いてお迎えに。産休に入ってから早めにお迎えに行っていて、帰りは1時間半くらい外で遊ぶのが日課でした。この日も公園で遊び、顔見知りになったママ友とおしゃべりし、帰り道は途中から抱っこ。

 歩いて15分のところに越してきた母と夕飯を食べながら、お産が夜になった場合はムスメを見てもらう予定になっていたので今夜かも?ということを伝え、心の準備をしてもらって母帰宅。

とはいえ、やっぱりムスメが寝付くまでは待ってほしい!とお風呂や寝かしつけをしつつお腹のムスコにテレパシー。思いが通じたのか、ムスメ無事就寝。夫も帰宅。よし、いつ来てもいいぞ、ムスコ!

 

まだ余裕

23時40分ごろから規則的になり始めたお腹の痛み。陣痛アプリで間隔はかったところ、すでに7分間隔!

経産婦だから15分間隔になったら産院に連絡してね、と言われていたのをとうに切ってる…。でもまだ普通に話せるレベルだし、帰れって言われたらどーしよう、と心配しつつ産院に電話。来てもいいよ〜と言われて夫がなぜか緊張する。いよいよだ。

 0時半、母に電話してムスメの付き添いを依頼。母を待ちつつ、荷物の準備とこれからの戦いに備えてバナナやウイダーinゼリーをほおばる。お産は体力勝負だから食べとかないとね、と夫とおしゃべりできるぐらいまだ余裕。

 1時くらいに母到着、夫と一緒に車で20分の産院へ。車の揺れはお産を促進する作用があるらしいです。

 

産院ついた

1時半ごろ、産院到着。LDRである和室に通される。この時点で子宮口4センチ。

このLDR、心からオススメします。

子宮口全開(10センチ)までは陣痛室で耐え、赤ちゃんをいきんで出す段階で分娩室へ歩いて(!)移動するというのがよくある話なのですが、このタイミングで歩くのなんてマジ無理だと思います。その点、LDRはひとつの部屋で完結できるのが良いところです。

 この頃もまだまだ余裕。夫とともにちょっと寝とくか…と仮眠。夫は興奮して寝付けない模様。

 

 2時半くらいからちょっとずつ痛みだすも呼吸法でなんとかできるレベル。この時点で子宮口7センチ!初産の時はここまでくるのに10時間くらいかかったぞ。これが経産婦さんのチカラです、と言われてテンションが上がる。

夫、ようやくウトウトし始めるも、今度はこっちが段々余裕なくなるわけで。

 

産むチカラというか本能というかケモノ

3時過ぎからいよいよ見さかいなくなり、夫にいきみ逃しを手伝ってもらう。

文字で書くとなんともないんですが、要は赤子が産道を降りてくるとともにお尻のへんが痛くなるのですよ…。そこをグーで押してもらうと、いきむのを逃せるわけです。子宮口が全開になる前にいきんでしまうと、赤ちゃんが出てくるところが裂けてしまったりするのでそれまではひたすらガマンガマンなのです。

5分おきに押してー!と起こされ、もはや寝るどころじゃない夫。眠いのに悪いなとかそんな優しさはどっかに吹っ飛んでおり、むしろ何のために君はいるんだとばかりに遠慮なく起こしてました。鬼ヨメだ…と言われたようですが気にしない。助産師さんを呼ぶけど、なかなか来ない。

後で聞いたのですが、この日は3組のお産が20分間に集中していたようです。私の20分前に2組がほぼ同時に出産。うちひとりは産院到着後10分で生まれてしまったとか。

助産師さんは2人体制で、応援呼ぶ間もなくみんなどんどんお産が進んでしまったそうな。

本来なら1人のお産に1人の助産師さんがずっとらつくというのがウリの産院だったのですが、そうも言ってられない状況だったみたいです。だからこそといってはなんだけど、夫の立ち会いあって本当によかった。1人だったら、孤独に耐えられなかったなぁと思います。

 

やるしかない

もう無理ー!となってナースコールするも、まだ全開大じゃないから!と言われ夫と2人で残される。心細いよー!と助産師さんに泣きつくも、ごめんねごめんねと行ってしまった…。

 もうこうなったらやるしかない!となんだか腹がすわって呼吸法と夫のグーの力でいきみのがしを続ける。夫婦で汗ダクダク。

もう無理ー!がふたたびきてナースコール。ようやくきてくれた助産師さん。夫いわく、めっちゃ汗かいてたらしい。ありがたい。

 お医者さんも到着。おそらく全開大、排臨(赤ちゃんのアタマが見えている)ですという言葉が聞こえる中、自然に赤ちゃんを産みだす姿勢に。あとは助産師さんのリードと陣痛の波に合わせていきむだけ。目を開けて力を入れ、ただただ無事にこの世に送り出すことだけ考える。

 

私、この時点までクッションにもたれての四つ這いでした。このままだと赤ちゃんの行き場がないと言われ仰向けに。そして聞こえてきたムスコの泣き声。とりあげてくれた助産師さんの手から私の胸へ。

待ってたよ、よく来たねぇと自然に声がでる。へその緒は上の子同様、夫が切りました。なんだか涙が出た、と後で夫が言っていました。

 

胎盤をさわらせてもらった

赤ちゃんが出たあとは胎盤も出します。助産師さんにお腹も押されるし出血もあるしで結構痛い。

今回は胎盤も触らせてもらいました。10ヶ月間、赤ちゃんを守ってくれた胎盤。けっこう厚みと弾力があります。赤ちゃんをつつんでいた羊膜(これが破れると破水します)も触らせてもらったけど、伸びのいいはりのあるゴムのような感じでした。

夫とふたりでおー。といいつつ触ってましたが血が苦手なひとはダメかもしれません。でも一生に何回もないので、機会があれば触らせてもらうのもオススメです。 

 

4人でがんばった

今回のお産は最後の10分間は助産師さんがついていてくれましたが、ほぼほぼ夫と2人で乗り切ったお産でした。

いや、違うな。 こんなに分娩時間が短かったのはムスメが産道をつくってくれていたからだし、ムスコが頑張らなければ会えなかったわけで。家族4人でがんばったお産でした。

とりあえず、無事にこの世に送り出せて本当に良かった。となりでプープーおならしつつ寝てるムスコを見て改めて思います。

 

生まれてきてくれてありがとう。