もうすぐ5歳の娘。ひらがなを書くことに興味が出てきました。保育園のお友達の中にはもう自分の氏名をかける子もいたりするから、その影響もあるかもしれません。
ただ、本人のイメージと鉛筆の動きを一致させることはまだ難しいみたいで「かけたー!」と誇らしげに見せてくれるものは鏡文字のことが多いです。
左利きのせいだと思うけど、横書きにすると右から左に書いていたりもする。書き順もまぁひどい。
で、「うーん、「は」のくるっとするところが逆かなぁ〜?」とか言うと、だいたい3回ぐらい言われた時点でもう嫌になっちゃう。
「これでいいのっ」
と顔をそむけて、それ以上なんも言うなというオーラを全身で出してくる。
そこでムキになって「良くないよ〜」とか言っちゃうと大泣き決定なので「ふーん、そっかー」ってあえて深追いしてこなかったんですが。
最近、気になることを言うようになりました。
サンタさんへの手紙
きっかけは去年のクリスマスイブ。
サンタさんへの手紙をかこう!とはりきってレターセットを用意して、2回くらいメモ帳に練習してさぁ本番、となったタイミングでした。
「…ママがかいて」
「えーなんでよー 娘ちゃんが書いた方がサンタさん絶対喜ぶって!」
「やだー」
「だってプレゼントもらうの娘ちゃんじゃん。ママじゃないじゃん」
と押し問答が続いた後で娘がしぼり出すように
「だって、まちがっちゃうんだもん!
まちがっちゃうの、や なんだもん!!!」
と言ったのでした。
結構、ショックでした。
失敗したくない
ここで私の話になってしまうのですが、自分自身もそういうところがあるのを自覚しています。
先日、この半年の仕事の振り返りをしたのですが、やったことあること・できることはやっていたものの、やったことないこと・知らないことに対してはほとんど行動できてなかったのでした。
その理由がまさに、「判断に自信がない」「私がやったら失敗しちゃうかもしれない」「失敗したくないから後回し」だったかなと。
でも、これはしんどいです。
出来ることしかやらない!だとどんどん先細りになる。やって失敗しちゃうならまだしも、行動が見られないのは周囲からしたらうーん、って感じにもなります。
それもあって、子どもたちには「ちゃんと書けるようになりなさい!」とか言ってきてないつもりでした。でも娘から、私のようなセリフが出てきてしまった。
まちがっちゃってもいいんだよ
どうしたらいいのかな。
正解はまだわかりません。
ただ、その時に私が彼女に伝えたのは、
「まちがっちゃってもいいんだよ。
しっぱいしてもいいの。
たくさんれんしゅうしたら、
いまできないこともそのうちできるようになるんだから、だいじょうぶ。だいじょうぶなんだよ」
ということばでした。
目を見て、私なりに真剣に伝えたつもりです。
結局、サンタさんの手紙は、私が代筆することになりました。
すぐに変わるのは難しいかもしれない。
でも、このことばが、いずれ彼女に小さい勇気を与えてくれたらいいな。
願わくば、娘には
やりたい!と思ったことをどんどんやって、
会いたい!と思ったひとにはどんどん会って、
好き!と思ったらとことん追求する人生を送ってほしい。
それはすなわち、自分自身が叶えたい人生のあり方なんだと思います。