むかしむかしはコピーライターを目指していたこともあるのに、文章で伝えることにまだまだ満足することがない。
働いている会社がみんなテキストコミニュケーションに長けているのもあるし、ママ友とのLINEやりとりは苦手だったりする。
だけど自分のブログは後から見返すとそれなりに得るものや思い出す感情があって、やっぱり書き残すことは偉大だなとしみじみ思う。特に、日常に追われるとちょっとした気持ちの揺れがどこかに行ってしまいがち。見失いがち。
今日はミーティング続きで、話すのが苦手な自分にとってはかなり神経を持っていかれた。だけど、終わった今は充実感がある。理由は後述する。
話すのが苦手と思うようになった理由はいくつかあって、学生時代や就職活動時代にさかのぼる。いわく、冗長で何言っているか分かんなくなると。
自分でも説明は苦手と自覚していて、気づけば長くしゃべることが怖くなってしまった。話しているうちに、何を話しているのか迷子になる。相手がわからなさそうな顔をしているのは気づくので怖くなる。ますます混乱する。
だけど、話すことを諦めると、だんだんまわりとの距離ができてゆく。
相手もこちらが何を考えているのかわからないから、なんとなく遠巻きに眺めてるし、それを見てこちらもますます閉ざす。
だが、一回話してみれば、意外にみんなそんなに怖くない。苦手なことを苦手だとうちあけ、こんなことに興味があるとちらっと見せる。
わからないことを素直にわからないと言ったっていい。納得してないのにわかったフリしている方がよっぽど自分も、相手も大事にしていない。
今日のミーティングでは伝えることをあきらめなかった。
分からないことを素直に聞けた。
それだけで、こんなにも充実感があるのだ。