うちのこ

2015年4月からワーキングマザーとして働くハハがお仕事や子育てやそれ以外をつづります

コージョーシンに疲れたときの物語のちから

昨日は1日よわっていて、布団の中でうとうとしていた。

午後になってやっと少し起きるか、とナスのミートソースをごはんと混ぜて、ピザチーズをかけて食べた。コンソメを入れ忘れたからか、ピンぼけな味がした。

 

あれだけ小説が好きだったのに、産後はなぜか読めなくなってしまい本棚には実用本(自己啓発系とか、仕事の進め方とか、お金の本とか)が並ぶようになってしまった。

 

ただ、そういう知識をガンガン積んでいこうぜ、というようなモードになれないときは物語が恋しい。

 

ただゆったりと人物が会話をし、おいしいごはんを食べ、日常が流れるような。

 

『パンとスープとネコ日和』はそんな気分にぴったりだった。(第3話ってなんだ、Amazonプライム・ビデオで観られます)

第三話

第三話

 

こういった映画を観ていると、普段いかに自分が慌ただしく思考し、喋っているのかと反省する。私もゆったりとした雰囲気、でも自分の芯はぶれない強さを持ちたい。

 

「自分の場所、っていう感じ」っていうフレーズが出てくるのだけど、私もそういう場所を得られているのだろうか。なんだかいつも自信なさげなんだけど。自分じゃわからないものなのかな。

 

物語には続きがあるようで、本を読んでみることにした。

足りないものを追うのもいいけど、自分の中にあるものも、しばし見つめ直してみようと思う。

福も来た―パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫)

福も来た―パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫)