うちのこ

2015年4月からワーキングマザーとして働くハハがお仕事や子育てやそれ以外をつづります

ワーママ1年目2回目を振り返る。私の失敗談。

気がつけばもう3月も終わり。

2回目の育休から復職して1年近くが経とうとしています。子どもがあまり病気しなかったおかげで、この1年は比較的出社することができました。あれだけお腹をくだしがちだった姉は3歳になりものすごく丈夫になったし、0歳児クラスの弟はほそっこいのに意外としぶとかったです。

おかげで、自分自身と仕事とのことについて、より考えさせられた(=悩んだ)1年でもありました。

 

集中力はあがった

10時-16時、実質5時間の時短勤務なので集中力はあがりました。あと1時間くらいなら同じ集中力で業務できそうです。Googleカレンダーにその日のタスクを時間帯に割り当てるスタイルでやってます。

紙の手帳はもう使わず、Googleカレンダー一本に絞り、仕事とプライベートの予定を夫と共有しています。

 

自分のできないところに足を引っ張られる

集中力はあがったのですが、同時に自分の苦手分野が露呈しました。ここについては復帰当初、一緒に働くメンバーにものすこく迷惑をかけました。

復帰当初は「完璧にやろうとすると潰れるから、60パーセントを目標にしよう。まずは時間内に終わらせることを考えよう」と思ってました。これが大いなる間違いで、「とりあえずやってるけどミス多発」の困ったちゃんになってしまったのです。

 

子育てする中で積み上げてきた、「完璧さ」や「できる」ことを追求するより「まぁ、いっか。そのうちできるようになるよね〜」のゆるっとした育児的な考え方。それをそのまま仕事に持ち込んではいけないのだと痛感した出来事でした。

 

ミスが起きた時にチームMTGで原因究明、再発防止策を話し合うのですが、直近で起きたミスがほとんど自分起因だった時は絶望しかなかったです。正直、正社員は向いてないのでは、と悩みました。

でも逆に、自分の弱い部分と勘違いをがっちり認識できたことは、これからの人生においてプラスになるはず、と最近やっと思えるようになりました。仕事と育児は続いているけれど、別世界。自分を責めるより、この弱点とどううまくつきあっていくかを考えた方が良いかなと。最近では、当たり前だけど「見直す」こと、ちょっとでもわからなければ「確認する」を心がけてます。お母さんになっても、急に仕事ができるようにはならないです。それまでの積み重ねや本人の特性によります。くやしいけど、それが現実。

 

作業系の仕事?思考系の仕事?

単純な入力業務など、なるべく自己判断することのない作業系を担当していくのか。それとも、これからの自分のスキルアップを考えて、分析や業務改善、未経験のいわゆる思考系の業務に取り組んでいくのか。ここについて最近はよく考えてます。

 

ひとが1日にできる決断の量は限られているという話、聞いたことありませんか?そのために食事内容や洋服をルーチンにし、余分な決断を極力省いているという方もいるとのこと。

子育てで直面したのは、日々判断し、決断することの多さでした。予防接種の予約(時期が決まってる)、保育園えらび、そもそもどういう方針に自分は共感するのか、入園グッズの準備、必要書類の記入、学童の下調べ(年中から予約が始まるとこもある)などなど…。キャパがちっさい私はパンクするレベルです。

 

子どもと一緒にいるタイミングでスマホをみることは難しく(基本的に帰宅後はLINEの返事すらしないです)、落ち着いて考えられる時間はかなり限定されます。

私は夜は子どもと一緒に寝てしまうため、通勤時間や会社の昼休み中にすることが多かったです。(4歳近くになると、一緒にいても入園書類ぐらいは記入できることがわかった)

子どもにとって少しでもよい判断や行動がすぐできるように、仕事は余計な責任やストレスの少ないパートを選ぶというお母さん方の気持ち、いたいほどわかります。

 

その一方で、私自身、これまで「自分で判断すること」をさぼってきた結果、仕事上いつまでも得意分野のない半人前になっているなぁという自覚もあり…。今やらないといつやるのか、という焦りがあります。

でも思考系業務って、迷ったりしていると時間が思いのほか、とられませんか。初めてならなおさら。時短勤務でそんなに迷ってるヒマはないのに、一個のタスクを終えるまでに結構時間がかかってしまいがちです。

 

老化現象?!

そして自分でもびっくりだったのが、「思いのほかがんばれないぞ」ということでした。

子どもの体調不良+夫の激務によるワンオペ+自分の体調不良が重なると、笑っちゃうくらいダイレクトに現れます。

子どもと一緒に寝落ち→朝は起きれずバタバタ→自分のリフレッシュ時間がもてないため気力回復するきっかけを見失い→仕事でもミス→心に余裕がなくなり子どもに当たるという悪循環。。夫は午前様でフラフラだし。

そうなってくると、新しいことをやるのがおっくうになり、やったことあることだけやってたい…という完全受け身体制、省エネモード。できない言い訳ばかりが脳裏に浮かび、自己肯定感はダダ下がりでした。3月は本当にしんどかった…。

 

落ち着いた今となっては、そういう時はしかたがないと開き直るしかないなぁと。ずっとは続かない。ちゃんと生活まわせて、会社と保育園いってるだけでエライぐらいに思って乗り切りました。

 

3月の最終週になり、今日は久しぶりに夫が晩ごはんの時に間に合いました。子どもたちも嬉しそうだったし私も本当にホッとしました。老化現象に戦うモチベーションは、戦友の存在なのかもしれないです。

これからどう働いていくのか、まだ結論は出ていません。私はバリキャリにもなれないし、専業主婦にも向いてない。たゆたうような、交じり合う感じになりそうです。自分がいちばん心地よく子どもたちと向き合えるバランスをとっていけたらよいなと思います。

月曜日から2年目が始まります。どうかすこやかに過ごせますように。