先日、社内スピーチで愛用の手ぬぐいについて話したら、想定してたよりも多くの方から「手ぬぐい、いいですよねー」「スピーチ良かったです！」とうれしい言葉をいただいた。
私は単純なので、良いよね！と言われるとむちゃくちゃパワーもらえて嬉しくなる。こういうのがあって、とか、こうやって使ってる、とかその人ならではの手ぬぐい情報を教えてもらったりするとますます嬉しい。
元々、和モノや職人モノに敬意をいだいていたところから好きになったのだけど、今回のことでまた好き度が上がった。
愛用するきっかけもそんな感じで、社会人3年目でカワイイ！と手ぬぐい本を見ていたら、上司が手ぬぐい問屋さんに連れていってくれたのだった。
木造の階段を上ったその先に、色々な種類の手ぬぐいが棚におさまっているのを目にして胸が高まったのを覚えている。
てぬぐいのいいところは、
- 薄くて持ち運びやすい
- すぐ乾く
- かわいい柄・限定柄がたくさんある
- 季節感
である。木綿の1枚布なので、お風呂上がりの身体を拭いても、干しておけば翌日はパリッと乾いている。2歳の子連れで軽井沢の素泊まり宿に泊まった時、バスタオルがなくて難儀したのだけど、夫婦の手持ち手ぬぐいを駆使してしのいだのだった。それ以来、旅行には必ず余分に持ち歩くようになった。
銭湯ユーザーにも同じような理由でおすすめだし、女性でも2枚あれば問題なく拭き切れると思う。
幼児の子育て世帯にも強くおすすめしたい。
食べこぼしがひどいとき(1歳〜2歳時代)、子どもとのお出かけには輪っかにした8コール程度のゴムひもと、手ぬぐいを常に持ち歩いていた。
輪っかを手ぬぐいの真ん中まで通して二つ折りにすれば、即席エプロンの完成。
もしエプロンとして使わなければそのまま手拭き口拭き鼻拭きとして使えるし、洗えば落ちる汚れが大半だった。(バナナは落ちなかった)
5歳3歳になった今でも、お出かけの時は手ぬぐい2枚が必ずリュックのポケットに入っている。
なかなかダメにならないのでどんどん増えていくけれど、これを機に、気に入ったものを見つけていきたい。好きなものについて語ると、自分の中の熱量が上がる気がする。自分でエンジン加速させていくイメージ。
そういえは、結婚式二次会の来場者プレゼントはオリジナルの手ぬぐいだった。夫も手ぬぐいユーザーだったのだ。
あれから7年。
最初の数年は夫から、今は子どもがセレクトしてくれて、毎年の誕生日は手ぬぐいが1枚ずつ増えていっている。
