「チョコケーキたべなよー。げんきがでるケーキだよ。腰がいたいのもなおるよ」
最近いろいろあって元気がないばぁばに、ムスメがかけたことばでした。
その日はバレンタインデーの翌日。
保育園にお迎えにいくと、ムスメがだーっと走ってきました。
どうしたの?と抱きあげると、ぎゅっとしがみついて離れません。お友達ともめたみたい。
これまでなら、ただただ不機嫌でグズグズだったけど、団地の駐輪場でぽつぽつ話してくれました。もうすぐ4歳だしいろいろあるよねーと抱っこしながらうんうん、と聞いてたのですが、やっぱりベソベソしています。
「そっかー。じゃあさ、おうち帰ってチョコケーキ食べる?まほうのケーキだよ。ママ昨日つくったんだけどさ。食べたら元気がでるんだよ」
そう耳打ちすると、気持ちが切り替わったのか家に帰れる感じになってきました。
この間、ずっとひとりでご機嫌に遊んでくれてる弟…。ありがたい。
帰って手を洗ってうがいして、冷蔵庫にしまっておいたチョコケーキを切り分けて、ムスメとムスコと私で一切れずつ食べました。元気がないときくらい、ごはん前にオヤツ食べたっていいよね。
ひとくち食べてむふぉ!としあわせそうな顔をしてくれたムスメ。「げんきでたー」だって。よかったね。
その日の夕飯は近くに住むばぁばが食べにきてくれました。一人暮らしのばぁば。いろいろあってちょっとへこんでました。
2人でしゃべってる間はムスメとムスコは食べ終わって遊んでくれてました。またまたありがたい。
で、最後デザートでチョコケーキをすすめた時の冒頭のムスメのひとことでした。
なんかうれしくて、忘れないうちに。
おかわり、またおかわりとムスメが食べた結果、夫の口には2切れくらいしか入りませんでしたが…。
まほうのケーキのレシピはこちら。【ケーキが一台焼けたなら】ワンボウルで混ぜるだけ♪ バターを使わない「チョコレートケーキ」 – 北欧、暮らしの道具店
本当に簡単にできました。