年末に夫が「1月6日に友達と会ってくる」と言ってきた。ひさしぶりのメンツが揃って朝から晩までいない、なんならその前日も飲む、とのこと。
それならその間、私も子供を連れて遊んじゃおう!と73歳バァバと小4姉、小1弟とで三世代、2泊3日で東京観光にいってきました。
行き先は都内、まずはホテル
最初は山梨や長野も視野に入れていたが、なにせ私が知ってる道以外は運転できないへっぽこドライバーなので、行き先は電車で行ける都内に絞った。東京には住んでいるが、なにせ西側なので東側に行くのはまあまあハードルが高い。行ったことがないスポットもたくさんある。
まずはホテルを確保しよう、とブッキング・ドットコムをひらく。子どもがまだ3歳ぐらいの時から、夫が友達と外泊するときにはこっちも三世代旅行をいれるようにしていて、宿泊日直前にちょっといいホテルを探すのに使い勝手がよい。
バァバ(私の母)と一緒に旅行する時にとまるホテルは、
- 旅にきた!と気持ちが高まる
- 綺麗
- ゆったりとすごしたい
という3つの条件がある。今回はヒルトン東京お台場に決定。40平米で、ベッドは2つ。そこにエクストラベッドを入れてもらう。下の子はまだ1年生でママとくっついて寝るから、ちょうど良かった。金曜の夜に到着したのだけど、部屋からの夜景がとてもきれいでみんなでワーワーと盛り上がった。
そういえば、ホテルのロビーに足を踏み入れたときにとてもふわっと良い香りがしたのだった。
宿泊に食事はつけなかった。母は胃がんをやった後に胃を全摘したのであまり多くの食事は楽しめないし、子どもたちもまだチョロチョロと落ち着かず、行列も並びたくない。コンビニやレストランのメニューをテイクアウトして、部屋でゆっくり食べるのが気兼ねなくてよかった。
すみだ水族館のペンギン愛がすごい
ぐっすり眠っておそめの朝ごはんを部屋で食べたあとは、ゆりかもめと地下鉄を乗り継いですみだ水族館へ。ゆりかもめも都営地下鉄も、子どもたちは初めて乗ったので、みえる景色におおはしゃぎだった。
4年生姉が生き物好きなので、すみだ水族館は楽しみにしていた。そんなに広くないので、長くても2時間ぐらいでまわり切れると思う。
10時~の回に行ったらちょうどペンギンのごはんタイムだった。せっかく取った魚を取られちゃう子もいて、どの世界も生存競争はきびしいね。
館内にはペンギン相関図というものがあって、ペンギンたちそれぞれの性格がかわいく描写されている。ずっと観察していないとこんな愛のある文章は書けないだろう。
個人的にはクラゲの展示も素敵だった。クラゲの赤ちゃんがこんなにちっちゃいとは…。疲れたらココに来てぼーっと見ていたい。遠いけど。
スカイツリー初登頂!ちいかわコラボありがとう
2つ目の場所はスカイツリー。子どもたちは行ったことがないし、東京にいるなら一回ぐらいは登ってみてもいいんじゃないかな…と思ったのがその理由。
行く前に調べまくっていたらYou Tubeのターゲティング広告に引っかかったようで、4年生姉がちいかわコラボやってるよ!と教えてくれていた。
当日はスタンプラリーをしたり、フォトスポットで写真を取ったり、友達におみやげを買ったり。コラボイベントがあったから子どもたちも飽きずに楽しめた。下から見上げてたっけー!!ってして、上から見てウォー!ってできたので個人的には満足。子どもたちは上からアサヒビールの例の金色のオブジェを見つけてきゃーきゃーいっていた。You Tubeで見てて知っているんだそうだ。
あれが「炎」だって知ったのは大人になってからだったな。
個人的な目玉、水上バス
今回の旅で個人的にいちばん楽しみにしていたのが、浅草ーお台場間の水上バス、ヒミコ。
旅の行き先を考えていたときに、何か現地でしかできないことを体験させたいな、と思いついたのがコレ。
というか、単純に私が乗りたかったのだ。
実家が隅田川からほど近い場所にあったこともあり、川面を走る水上バスはとても身近な存在だった。手を降ると、お客さんがたまに手を振り返してくれたりして。
特に2003年から就航しているヒミコは、まるで宇宙船のようでかっこよく、いつか乗りたい!!!と思っていたのだった。
いく前はスカイツリーから歩けるだろと思っていたのだけど、実際はスカイツリーから水上バスへの乗り場は30分と歩くにはちょっと遠く、タクシーでの移動になってしまった。(ちいかわスタンプラリーでスカイツリーのいろんなところを歩かされたのも地味に体力を削られた)
乗ったのは、16:50~の最後の回。事前に予約していたので優先的に乗船させてもらい、眺めの良い前の方の席に座ることができた。
ちょうど夕日が沈み、都会の夜景がキラキラと輝き始める時間帯。持ってきたハイチュウを食べながら「きれいだねぇ」「きれいだね」とみんなで言い合った。ヒミコに乗るなら、この時間帯はおすすめできる。一日中遊んで疲れた体に、ほぼ座りっぱなしで家族みんなでゆったりと帰れるという意味でも水上バスは最上の選択肢だったように思う。
最後の遊び先、レゴランド・ディスカバリー・センター東京
そして旅の最後の日。1年生弟がここ1年ぐらいレゴに夢中なので、お台場のレゴランドに連れていった。ここは4年生姉が3歳の頃に一度連れてきたことがあるのだけど、ちょっとまだ早すぎた。その頃1年生弟はまだ抱っこ紐の中におさまっていたのに、大きくなったもんだ。
www.legolanddiscoverycenter.com
今回はキングダム・クエストやマーリン・アプレンティスなんかもバァバと子どもたちとが一緒に楽しめた。
ただ今回のハイライトは最後のお土産ショップ。彼は量り売りのパーツ売り場にすーっと吸い寄せられ、店員さんに「●●というかたちのパーツありますか」と聞いたりして40分ぐらいずーっと選び続けたのだった。バァバは途中で疲れてしまい戦線離脱。早く選びなよ…と私と姉はゲンナリしつつ、最後は納得いくパーツが選べたようで、帰宅後の制作活動がはかどっている。
チケットは全部事前予約がおすすめ
三世代の今回の旅はほぼワンオペなので、遊び系のチケットは全部WEBで予約しておいた。事前に計画をたてておけばチケットの列に並ばなくてもいいなんて、なんていい時代なんだ。予定はすべてGoogleカレンダーに入れておいたので、当日もスムーズに動けた。
レゴランドはホテルのカウンターで申し込むと一人あたり500円の割引と母から情報をもらったのでチェックイン当日に手続きを。
周辺施設取り扱いチケット|【公式】お台場のホテルなら【ヒルトン東京お台場】
水上バスは事前予約しておくと優先的に乗船できるので、良い席に座ることができた。
今回、思い立ってから実行まであまり日にちがなかったけど、バァバや子どもたちも満足度が高い旅だった。バァバは快適なホテルで過ごせて移動もあまり負担がなく、楽しそうに遊ぶ孫たちを見れてハッピー。子どもたちも旅行という非日常を楽しめてハッピー。私もワンオペじゃん!とイライラせずに過ごせてハッピー!三方良し!
実はやりたいことリストに「1年に2回ぐらいは旅行に行きたい」ということを書いていて、年明け早々に叶えられたのも最高だった。次は夫も一緒に、どこかの旅を企画してみようかな。