9月の2週めに遅めの夏休みをいただいて、沖縄にいってきました。
1歳半だからたぶん記憶には残らないだろうけど、ムスメはものすごく楽しそうでした。連れていってよかった。
飛行機のすごしかた
当初から心配してたのは、2時間ちょいのフライト時間でした。おっぱい飲んで寝てくれてた0歳児とは違い、より活発になった1歳児。泣かれちゃったらどうしようかな、と心配してました。
結論からいうと、泣きはしなかった。が、めっちゃ歩いてました。裸足で。
裸足なのは私がうっかり靴を忘れてしまったためなのですが(沖縄のイオンでサンダル買った)、好奇心旺盛な1歳半、とにかくじっとしてるのは難しかった。
絶対に立ち歩けない離着陸のタイミングは大好きなパンを食べさせたり、たまごボーロをひと粒ずつ渡して時間をかせいだものの、機内サービスのジュース(普段は飲ませてもらえない)を「ジュッチュ!」と喜んで飲みほした頃からもうそわそわ。
席から降りると、とことこと歩き始めてしまいました。
ここで抱き上げたら大泣き必至なので、ムスメの後からくっついていくことに。飛行機の前と後ろを何往復したことか…!ただ、他にも赤ちゃんが何組か乗っていたのですが、そんなことをしてるのはうちの子だけでした。他のご家庭はどうやってこの数時間を切り抜けているのだろう…。
今回は乗っているお客さんも良い方ばかりで、「元気ですねー!」と声をかけてくれたりしたので、ほっとしました。が、キャビンアテンダントの方は心配だったと思います。泣かなかったので良しとしよう。もう少し大きくなったら言い聞かせられる、はず。
もんたよしのりとの遭遇
レンタカーに乗って走ること1時間弱。NHKのドキュメント72時間をみた夫が行きたい!と言っていた「シーサイドドライブイン」という昭和のかほりただようドライブインでランチを食べました。
チーズバーガーとシーサイドサンドとタコスボールとスープ。3人で美味しいね〜といただく。熱々。
すると突然「ダンシンオールナ〜イッ♫」と聴き覚えのある声が。
振り向くと地元のおばちゃんがジュークボックスの前にたたずんでおりました。
ほう…なんて良いセンスをしてるんだ…と思ってムスメの方をみやるとめっちゃ踊ってる!
もんたよしのりショックかはたまた枕が変わったせいか、この日の夜は寝入るのに1時間半ほど大泣きしました。とほほ。コテージタイプの宿でよかった。
あれが海だよ
翌日は人生初めての海。
車の中からあれが海だよ、というと「うにーーー(海と言えない)」と指差して好反応だったので私たち親はワクワク。
水着に着替えて、ラッシュガードも着せて海辺へ。波打ち際まで抱っこしておろしたところ「いやぁぁぁ」と速攻で拒否されてしまいました。あの波で足元をさらわれる感触が嫌だったのか、海の中にはがんとして入ろうとせず、しょうがないのでビーチパラソルの下で砂遊び。足元がサンゴのかけらで痛いのもあったかも。
ただ、プールは大興奮で出たがらず、めっちゃ楽しそうでした。保育園で毎日のように入ってたので慣れたみたい。
途中プールの中でこけて一瞬おぼれかけたので(本人けろっとしてたけど)、親は要注意です。
昼寝は…?
2日目の夜は慣れたのかあっさり寝てくれましたが、旅行中思ったより困ったのが昼寝をしないことでした。
こっちは昼寝のタイミングにあわせて(だいたい普段のリズムがある)行程を組んでいたのですが、どうもまわりへの好奇心の方が勝ってしまい、抱っこ紐でうとうとしていても車から一歩出ると目をぱちっとあけてしまう。これは個人差もあると思うけど、帰りの飛行機でも一切寝なかった(散歩にいそがしかった)ので親の体力はそれも想定しといた方がよさそうと思いました。移動時間で寝て体力回復ってのができないのはちと辛いものがあります。
なんだかんだと大変なこともあったけど、言葉が出始めた1歳半の子どもと一緒にいるのはものすごく楽しかったです。何見せても新鮮で、嬉しそうで。まるで付き合いたての彼女の笑顔みたさにがんばる中学生男子の心境がちょっとだけわかった。
あんまりこういう心境になったことがなかったので、自分の中にもこういう気持ちがうまれるんだなぁ、と親になったことを少しだけ実感しました。
いろんな景色を見せてあげたい
私は腰が重く、あまり旅行とかも行かない方なのですが、2泊3日の旅が終わるころには「今度はどこ行こうかな」と考え始めてました。
47都道府県、全部連れていけたらいいよね。地図で行ったところは塗りつぶしてさ、コンプリートを目指すの。と夫がいうのでアプリを探してみました。
こんなのもあった。
さっそく使ってみようと思います。そして旅行の計画を立てるぞ!夫!
最近読んだ本に印象的なフレーズがあって
人間は自分の経験、体験からしか物事を判断できません。
というくだりがあったのだけど 、 それは真実だなと思うから、ムスメにはなるべくたくさんの経験をさせてあげたい。それがムスメの財産になるなら、こんなに良いことはないなぁと思うのでした。