うちのこ

2015年4月からワーキングマザーとして働くハハがお仕事や子育てやそれ以外をつづります

4月から夫が単身赴任することになった

タイトルのまんまなのだけど、4月から夫が転勤することになった。期間は2~3年。

 

転勤の打診があったのは1月の中旬。夫がどうかな?と聞いてきた時に急だなとは思ったけど「なんだか面白そうだしいいじゃん」と返事をした。

この時は夫婦ふたりして正直浮かれてた。3年間別の場所に住むなんてなかなか出来ないし、いい機会だから週末のたびに色々行ってみよう、どこ行きたい?なんて話をしていた。

こんな浮かれ夫婦の雲行きが怪しくなってきたのは、周囲と調整をし始めてから。

 

仕事やめますか、ついていきますか

私の職場の規定としてどこに住んでもいいわけではなかったのだけど、コロナ禍でほぼフルリモートの今、なんの根拠もなしに引っ越しも行けるのでは?と思いこんでいた。浮かれすぎである。

改めて確認したところ、やはり規定エリアから外れる引っ越しはNG。もし転勤についていくとなると、私は仕事をやめなければならないことがわかった。

 

母をほっといてもいいのか

私の母はいま同じ団地の棟違いに住んでいて、いい距離感で過ごすことができている。

 

母はセンシティブで変化に弱い性質だけど、比較的いま穏やかに暮らせているのは孫と頻繁にあっているからでは?何よりもムスメがまだ不安定だし、母のサポートがあると私も助かる!というので夫と意見が一致。いったん同居前提でともに引っ越しできないか聞いてみたところ、しばらく迷った末、かかりつけドクターからのNGも出てしまい断られてしまった。「わたしはもう70代なの。あなたたち家族以外誰も知り合いのいない、全然知らない土地に引っ越すストレスはたぶん耐えられない」と母に言われ、自己都合だけを考えていたなぁと反省…。

 

義実家は義妹が近くにいることもあり、検討事項からは外した。

 

子どもの学校どうしよう

いちばん悩ましかったのが、子どもの転校・転園。

保育園児の弟は順応性高そうなのでどうにかなりそうだけど、気がかりなのはこの4月から2年生になる姉の方。昨年の10月からまだ一度もひとりで登校したことがない。

 

kekotinn.hatenablog.com

 

いっそ、これを機に4月から新しい環境でもいいんじゃないかな?という夫。

 

子どもたちに軽く聞いてみたところ、本人たちはついて行く気満々。(※決定前に子どもに言うのはやめたほうが良いと思う。特に弟は翌日には先生やクラスメートに喋ってた。姉は黙ってた)

とはいえ、最初はテンション高くがんばってるけど徐々に揺り戻しがくるのが姉パターンだし、やっぱり動かさない方が良さそうではある。

 

そしてSUUMOで賃貸3~4LDKを探しても条件に合うものはなかなかなく(みんな持ち家なのかもしれない)、義実家では「アンタひとりで行きなさいよ!ムスメちゃん学校まだ慣れてなくて大変だし、向こうのお母さんだってひとりにさせられないでしょ?」と全員から言われ、アレコレ総合してうーーーんと悩んだ結果、やっぱり単身赴任するか。という結論になった。

 

どうしてついていこうと思ったのか

夫が負担していた家事(ドラム式洗濯機をまわす、平日は朝ごはんつくる、休日はごはんつくり、買い物に一緒にいく、ゴミ捨てなどなど)を分担できなくなって困るー!というのはもちろん理由のひとつだけど、それ以外に気持ち的な部分が大きかった。

 

産後、夫とはいくつかの衝突や意識のすれ違いがあって、そのたびに話し合ってきた。長文LINEを送ったことや、夜中に詰めてしまったことだってある。

 

夫には、自分の都合のいいタイミングで子どもたちを可愛い可愛いするだけじゃなくて、家事育児を分担することで作業が自分の思い通りに進まないイライラや、仕事を子ども都合で休まなければならず迷惑をかけてしまう申し訳なさ、じっくり何かに取り組むプライベートな時間がなかなか持ちづらいということも伝わっていたと思う。

 

たとえ夜中12時ごろの帰宅でも、翌朝、夫が朝ごはんの仕度をしているときに軽く話したりすることでちょっとした子どもの変化も一緒に喜んだり悩んだりして、夫も私も、少しずつ「家族」という組織運営に自分ごととして関わってきた。

 

だけど、単身赴任になった時に、これまでと同じようなスタンスで家族に、子どもに関わっていくことができるのかな?離れたことで、どんどん「お客さん」になっちゃわないかな?夫だけじゃなく、子どもたちも、私ですら「お客さん」として接するようになってしまうのではないか。それが心配で、離れるのが不安だったのだ。

単身赴任が決まった今、ここをどうやって埋めていこうかを考えている。

 

「お客さん」ではなく「おとうちゃん」であり「夫」であり続けるために

ふと気づけば、私コロナ禍でほぼフルリモート勤務なのだった。離れたところにいるメンバーとは、むしろ今の方が意思疎通できているし、在宅ワークのスキルを活かすチャンス…!

 

今の時点でやろうと思っていることは、素朴だけど

  • どうでもいいことでもLINEする
  • LINEのビデオ通話もする
  • 月2回帰省してもらう
  • 増えた家事は子どもたちも巻き込んで無理しない

ぐらい。あと私も自分自身のケアをすべく、ほっとできる空間や時間を確保するつもり。私がイライラしたり体調を崩したりしたら全部が崩れるから。

 

もちろん、すぐには慣れないだろう。おそらく、落ち着くのには数ヶ月くらいかかる。そう思っていた方が、焦らないですむ。

 

昨日さっそく夕飯を食べながら電話をした。子どもたちはポケモンに夢中だったけど、夫が元気そうでほっとした。