うちのこ

2015年4月からワーキングマザーとして働くハハがお仕事や子育てやそれ以外をつづります

You Tubeみたい、の裏側にある気持ち

You Tubeもっとみたいーー!

もういっぱい見たから今日はやめときな。早くお風呂に入っておいでよ!そういってテレビをばちーんと消したら、小1の息子がわめいた。

You Tubeみたーーーい!

 

彼は小さい時から動画に親しんでいて、ほおっておくと3時間でも4時間でも見ていられるタイプ。小学校にあがったのをきっかけに、せめて1時間半ぐらいにしようと思って心を鬼にして声をかけるようにしている。切り替えがまだ下手くそで、いつまでも見たい見たいとうなっている息子をいちばん上手くのせられるのは小4の姉なんだけど、姉はその時習いごとで不在で、そしていつもよりも切り替えがことさら下手くそだった。

 

普段だったらいつまで言ってるの!早くさっさと入っておいで!と怒るんだけど、なんか変だなぁと思ってこっちおいで、と久しぶりにぎゅーっと抱っこする。

どうしたー。疲れちゃったか。小学校たいへんだよねぇ。と背中をとんとんとする。ああこういうの久しぶりかもしれない。小柄なので、まだまだおさまりがよくて、伝わる体温がじんわりあたたかい。

 

小さい頃は、保育士おとーちゃんさんのブログを読んで、クッキー缶の中にたくさんクッキーをためてあげるんだ!と思って積極的に構っていたけど、最近はひとりでなんでもできるように期待しててあまりこんな時間つくれていなかったなぁ。

 

You Tubeみたい…とつぶやいていた息子が、そのうちに鼻水をちーん、とかみつつじゅぎょうがながくてちゅらい(つらい)。とぼそっといって、そうかー、大変だよねぇ。と隣で聞いてるうちに、30分くらいして少しずつ気持ちが落ち着いてきたのか、おふろはいる。と自分から入っていった。

 

ちょうどいいタイミングで夫が帰宅したので一緒に入ってもらった。

 

その後、私も交代でお風呂にはいって脱衣所で身体をふいていると、パジャマ姿に着替えた息子がとことこと来て、ママふいてあげるね。と小さいタオルで一緒にふいてくれた。彼なりのお礼の気持ちなんだと思う。心があったかくなった。

 

保育士おとーちゃんさんの本やブログは小さいときに何回も読んでいたのを思い出した。まだ本棚にあるはずだから、また読み返してみよう。